海外展示会保険|英文付保証明書(COI)発行 最短7営業日

海外展示会保険とは、海外の展示会に出展する際、会場設備の破損や来場者のケガなど第三者への賠償責任を補償する保険です。多くの主催者が、出展条件として英文の付保証明書(COI)の提出を義務づけています。

海外ビジネス保険センター(GBIC東京)では、主催者から届いた英文の出展要項を読み解き、要求されている補償項目・補償限度額・追加被保険者(Additional Insured)の条件を満たす保険を手配し、英文付保証明書(COI)を発行します。

これまでに約180件の海外展示会をサポートし、対応した国・地域は22カ国におよびます。

こんなときにご相談ください

  • 主催者から「Certificate of Insurance を提出せよ」と書面が届いたが、何の保険が必要か分からない
  • 出展要項に「General Liability USD 2,000,000」とあるが、日本のどの保険が該当するのか分からない
  • 主催者を Additional Insured(追加被保険者)に含めるよう求められた
  • フォワーダーに任せているが、それで足りているのか確認したい
  • 会期が迫っていて、間に合うか不安
  • 使用者賠償責任やLiquor Liabilityなど、聞き慣れない特約を求められた
  • 普段の代理店に相談したが、対応できないと言われた

補償される範囲/されない範囲

最初にはっきりさせておきます。この保険が守るのは「他人に与えた損害」であって、自社の展示品ではありません。

補償されるもの

  • 会場の設備・建物を破損させてしまった場合の賠償責任
  • 来場者や第三者にケガをさせてしまった場合の賠償責任
  • 他社ブースに損害を与えてしまった場合の賠償責任
  • 主催者・会場運営者を追加被保険者(Additional Insured)に含めた補償

補償されないもの

  • 展示品そのものの破損・盗難
  • 展示品以外の、法人または個人の備品
  • メディアに関する賠償責任(広告・表示・著作権侵害など)

展示品そのものの補償が必要な場合は、外航貨物海上保険を別途手配します。輸送中から会場での保管中までをカバーする保険です。展示会保険とあわせてご相談ください。

よくある誤解

実際にご相談いただいた中で、繰り返し起きているケースです。

「輸送業者の保険があるから大丈夫」

フォワーダーの保険は輸送に関するものです。会場での事故は対象外でした、というご相談を実際に受けています。搬入が終わった時点で補償が切れているケースに注意してください。

「普段の外資系損保に頼んだので安心」

付保はできたものの、会場のレンタル品を破損させた際に補償されなかったケースがありました。展示会では会場から什器・装飾・電気設備などを借りることが多く、この「借用物」の扱いは契約内容によって差が出ます。

「いつもの代理店に聞けばいい」

海外展示会の保険は英文証券・英文COIの発行が前提になるため、扱える代理店が限られます。相談したがゼロ回答だったという状態から当社へお越しになる方が少なくありません。

主催者から英文の保険証明書を求められたら

英文付保証明書(COI)とは

Certificate of Insurance(COI)は、保険に加入していることを英文で証明する書面です。海外展示会の主催者は、出展者が十分な賠償責任保険に加入していることを確認するため、会期前の提出を義務づけるのが一般的です。

出展要項でよく指定される条件

  • Commercial General Liability … 賠償責任保険。補償限度額が指定されます
  • Additional Insured … 主催者や会場運営者を追加被保険者として記載すること
  • Waiver of Subrogation … 主催者に対する求償権の放棄
  • Certificate Holder … 証明書の宛先

これらの英文条件が日本のどの保険に対応するのかを確認したうえで手配します。出展要項をそのままお送りいただければ、こちらで読み解きます。

追加で求められることのある特約

基本の賠償責任に加えて、主催者から次のような補償を求められることがあります。いずれも対応可能です。

  • 使用者賠償責任(Employer's Liability) … 出展業務に従事する自社スタッフが、業務中にケガをした場合の事業者としての賠償責任です。会場にスタッフを派遣する出展で求められます。
  • 人格権侵害(Personal Injury) … 名誉毀損、プライバシーの侵害、不当な拘束など、身体の傷害を伴わない権利侵害に対する賠償責任です。基本のCGLでは対象外とされていることがあり、特約での手当てが必要になります。
  • 酒類提供に関する賠償責任(Liquor Liability) … ブースでアルコールを提供する場合に、それに起因して生じた事故の賠償責任です。レセプションや試飲を行う出展で求められます。

出展要項にこれらの記載があっても手配できます。英文の要求文をそのままお送りください。要求条件を読み解くところから対応します。

主催者が要求する補償限度額の目安

地域によって相場が異なります。当社が対応してきた案件では、おおむね次の水準です。

  • 北米 … USD 2,000,000(200万米ドル)
  • 欧州 … EUR 2,000,000(200万ユーロ)
  • アジア … SGD 1,000,000(100万シンガポールドル)

実際の要求額は展示会ごとに異なります。出展要項に記載がありますので、確認のうえご相談ください。

お申し込みから英文COI発行までの日数

ステップ 内容 日数の目安
1 出展要項(英文)をお送りいただく
要求条件の確認・ヒアリング
1営業日
2 お見積りのご提示 4営業日
3 お申し込み
4 英文付保証明書(COI)の発行・送付 お申し込みから2営業日以内

お問い合わせから最短7営業日でCOIをお届けできます。

会期が迫っている場合

会期の5営業日前までであれば、ご相談に応じます(要相談)。主催者への提出期限が迫っている場合は、お電話ください。出展要項をお持ちであれば、そのままお送りいただければ内容を確認します。

保険料の目安

金額を出さないサイトが多いのですが、判断材料としてお伝えします。賠償責任の補償限度額100万USD/100万EUR の場合の目安です。

開催地域 補償限度額 保険料の目安
北米 CGL 100万USD 21万円 〜 25万円
欧州・オセアニア CGL 100万EUR 6万円 〜 15万円
中東・東南アジア・一部欧州 CGL 100万相当 6万円 〜 10万円

北米が高いのは、訴訟リスクの水準が他地域と大きく異なるためです。

なお、補償限度額を引き上げる場合や特約を付帯する場合は、上記の範囲を超えます。主催者の要求額が200万USD/EURの場合など、条件によって変動しますので、お見積りをご依頼ください。

対応実績

  • 海外展開を保険面から支援した企業 … 約150社
  • 海外展示会の保険手配 対応件数 … 約180件
  • 対応した国・地域 … 22カ国

対応した展示会の例

  • Anime Expo(米国・ロサンゼルス)
  • Space Tech Expo Europe(欧州)
  • Milan Design Week(イタリア・ミラノ)

上記のほか、産業機械・消費財・デザイン・宇宙産業など、さまざまな分野の展示会に対応しています。出展予定の展示会名をお知らせいただければ、要件を確認します。

実際に起きた事故の例

海外展示会で実際に発生した事故です。いずれも第三者への賠償責任が生じたケースです。

会場の設備を破損

展示品の搬入中に、誤って会場フロアのドアと床を傷つけてしまった事例です。会場側から原状回復費用を請求されました。

来場者にケガをさせてしまった

ブースの壁に設置していた展示品が落下し、来場者に当たってケガをさせてしまった事例です。

どちらも「起こるとは思っていなかった」種類の事故です。展示会は搬入・設営・会期・撤収と作業が続き、不慣れな海外の会場で短期間に集中して行われるため、こうした事故が起きやすい環境にあります。

よくあるご質問

海外展示会保険とは何ですか?

海外の展示会に出展する際、会場設備の破損や来場者のケガなど、第三者への賠償責任を補償する保険です。多くの主催者が出展条件として、英文の付保証明書(COI)の提出を求めます。

主催者から英語の保険証明書を出すよう言われました。どうすればいいですか?

英文付保証明書(COI)を発行して提出します。主催者の出展要項をお送りいただければ、要求されている補償項目・限度額・追加被保険者の条件を確認したうえで保険を手配し、COIを発行します。

いつまでに申し込めばいいですか?

お問い合わせからCOI発行まで最短7営業日です。要求条件の確認とヒアリングに1営業日、お見積りのご提示までに4営業日、お申し込みからCOI発行までに2営業日以内をいただいています。主催者への提出期限から逆算してご相談ください。

会期直前でも間に合いますか?

会期の5営業日前まででしたらご相談に応じます(要相談)。期限が迫っている場合はお電話ください。

保険料はいくらくらいですか?

賠償責任の補償限度額100万USD/EURの場合、北米で21万円〜25万円、欧州・オセアニアで6万円〜15万円、中東・東南アジア・一部欧州で6万円〜10万円が目安です。補償限度額の引き上げや特約の付帯により変動します。

なぜ北米だけ保険料が高いのですか?

訴訟リスクの水準が他地域と大きく異なるためです。北米では賠償請求の頻度・金額ともに高く、保険会社の引受条件に反映されます。

展示品が壊れた場合も補償されますか?

展示会保険(賠償責任保険)では補償されません。展示品そのものの補償には、外航貨物海上保険を別途手配します。輸送中から会場での保管中までをカバーします。

フォワーダーの保険に入っていれば十分ですか?

十分ではないケースがあります。フォワーダーの保険は輸送に関するもので、会場での事故は対象外だった、というご相談を実際に受けています。搬入完了後の補償がどうなっているかご確認ください。

会場から借りた什器を壊した場合は補償されますか?

契約内容によって扱いが分かれます。他社で付保したものの、会場のレンタル品の破損が補償されなかったケースがありました。展示会では什器や電気設備を会場から借りることが多いため、事前に確認が必要です。

主催者を Additional Insured に含めることはできますか?

可能です。出展要項でAdditional Insuredの記載を求められることは一般的で、その条件を満たす形で手配します。

使用者賠償責任やLiquor Liabilityを求められましたが、対応できますか?

対応できます。使用者賠償責任(Employer's Liability)、人格権侵害(Personal Injury)、酒類提供に関する賠償責任(Liquor Liability)は、いずれも特約として手配可能です。出展要項の英文をそのままお送りいただければ、必要な補償を確認します。

ブースでお酒を提供する予定です。追加の保険は必要ですか?

主催者からLiquor Liability(酒類提供に関する賠償責任)の付保を求められることがあります。求められていなくても、アルコール提供に起因する事故は基本の賠償責任では対象外となる場合があるため、事前にご相談ください。

どの地域の展示会に対応していますか?

これまでに22カ国・地域に対応しています。北米、欧州、中東、東南アジアなど、主要な開催地はカバーしています。出展予定の展示会名をお知らせください。

複数の展示会にまとめて対応できますか?

可能です。年間を通じて複数の展示会に出展される場合は、都度手配するより効率的な方法をご提案できます。ご相談ください。

普段の保険代理店では対応できないと言われました

海外展示会の保険は英文証券・英文COIの発行が前提となるため、扱える代理店が限られます。同様の経緯でご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

執筆・監修

若宮 大志(海外ビジネス保険センター(GBIC東京)責任者/株式会社BEAMリスクマネージ 代表取締役)

保険業界での実務経験13年、うち8年を海外ビジネス保険に専従。AIG損害保険を経て独立。損害保険トータルプランナー(日本損害保険協会)、貿易実務検定。

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ご相談・お見積り

主催者の出展要項をお持ちでしたら、そのままお送りください。英文の要求条件をこちらで確認し、必要な保険をご提案します。

海外ビジネス保険センター(GBIC東京)
TEL 03-4218-6981(平日 9:30〜18:00)
Email info@beam-rm.jp

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