英文CGL・英文付保証明書(COI)が扱えない案件のご相談先|保険代理店・保険仲立人の皆様へ

保険代理店・保険仲立人の皆様へ

お客さまから海外の保険について相談を受けたものの、お手元の引受先では形にならない、という場面があります。

海外ビジネス保険センター(GBIC東京)は、海外ビジネス保険に専従してきた代理店です。保険代理店・保険仲立人の皆様からのご相談を承ります。

お客さまとの関係は、貴社のままで結構です。

1. こういうご相談を承ります

  • 主催者から英文付保証明書(COI)の提出を求められたが、英文の証券を出せない
  • 出展者マニュアルの要求文(additional insured、certificate holder、public liability、支払限度額の指定)が、現在のご契約で満たせているか判断できない
  • 英文CGLの引受先が、お手元の乗合先にない
  • 海外PL保険で、引受条件・限度額・遡及日の要件が合わない
  • 付保規制(自国保険主義)により現地での付保が必要と言われたが、進め方が分からない
  • 海外展示会の搬入・設営・撤去中の責任分担を整理できない
  • 国際学会・見本市への出展で、主催者要件の読み方が分からない
  • COIの提出後に差し戻しを受けたが、何が不足しているのか分からない

→ 英文CGL保険 英文付保証明書(COI)発行 海外展示会保険 海外PL保険の見積・加入 付保規制(自国保険主義)とは

2. お客さまは、貴社のお客さまのままです

ご相談をためらわれる理由は、ひとつだと思います。お客さまを取られるのではないか、ということです。

次のとおりにいたします。

  • 国内のご契約には、一切触れません。火災、自動車、賠償、労災上乗せ、生命保険、福利厚生——いずれも貴社のご契約です
  • 更新のご案内は、貴社から出していただきます。当社がお客さまに更新の連絡をすることはありません
  • お客さまへのご連絡は、共同で設計します。当社が単独でお客さまに接触することはありません
  • お預かりした契約者情報の利用範囲を限定します。当該案件の手配以外には使用しません
  • 以上を、覚書に明記します。口頭のお約束にはいたしません

海外の案件は、専従していなければ手間に見合いません。そこだけをお預かりする、という形がいちばん続くと考えています。

3. 保険仲立人・大手代理店の皆様へ

お客さまからのご依頼ではあるものの、案件の規模が採算に見合わないことがあります。それでも紹介元やお客さまとの関係上、お断りしにくい。

そのまま、まるごとお回しいただいて構いません。

  • お客さまとの関係を維持されたままでも、完全にお任せいただく形でも、どちらでも承ります
  • ご連絡の窓口を貴社に残す形も、当社が直接お受けする形も、ご指定に従います
  • お回しいただいた案件について、当社から貴社のお客さまに他の保険のご提案をすることはありません

4. 手配の工程と日数

海外の案件が難しいのは、商品知識ではなく工程です。実際の流れをお示しします。

実質の締切は、開催日ではありません

保険始期です。展示会であれば、搬入日から逆算します。開催日を締切と考えて進めると、間に合いません。

COIの発行までに必要なもの

  • 主催者の要求文(出展者マニュアルの該当箇所。原文のまま)
  • 出展者名の英文表記(登記上の表記と、主催者への登録名が異なることがあります)
  • 会場名・会期・小間番号
  • 証明書の宛先(certificate holder として誰を記載するか)
  • 追加被保険者として記載を求められている相手

差し戻しの主な理由

当社が実際に受けた差し戻しは、次の類型に集約されます。

  • 支払限度額が主催者の指定を満たしていない
  • 追加被保険者の記載方法が要求と異なる
  • certificate holder と additional insured を取り違えている
  • 補償期間が搬入・撤去を含んでいない
  • 英文表記が主催者への登録名と一致していない

いずれも、提出前に要求文と証券を突き合わせれば防げるものです。

所要日数

主催者要件の確認から証明書の発行まで、最短7営業日を目安としています。要求文の内容により前後します。差し戻しが生じた場合は、さらに日数を要します。

お客さまへの説明にお使いいただける確認項目を、海外展示会の保険チェックリストとして無料で公開しています。

5. 当社の実務

  • 海外ビジネス保険に専従。22カ国・180件の手配記録
  • AIG損害保険、Chubb損害保険、スター保険会社を取り扱っています。英文CGL・海外PL・英文付保証明書(COI)の発行は、これらの引受会社を通じて手配します
  • 代表は外資系保険会社に10年超勤務したのち独立。英文での賠償責任保険(CGL)、海外展示会の保険を専門としています
  • 英文付保証明書(COI)の発行、主催者要求文の読み解き、差し戻し対応を日常業務として行っています
  • これまでに、東証プライム上場企業、大手グループの子会社、大学・国立研究機関などからご相談をいただいています
  • 2026年10月、ジェトロ(日本貿易振興機構)Webサイトの「JS LINKS」に掲載されました

付保規制のように国ごと・時期ごとに扱いが変わる領域は、実際の手配記録がなければ正確に書けません。そこを業務の中心に置いています。

6. 承れない場合もあります

正直に申し上げます。次のような場合は、お受けできないか、お時間をいただきます。

  • 保険始期までの日数が不足している案件(工程上、物理的に間に合わないことがあります)
  • 当社の引受先では引受条件を満たせない案件
  • 海外の現地法人が現地で付保しなければならない案件のうち、現地の手配そのものが必要なもの(進め方のご助言は可能です)

お受けできない場合も、その理由と、代わりに取り得る手順をお伝えします。

7. ご相談の流れ

  1. お電話またはメールでご連絡ください。主催者の要求文(原文)をお送りいただけると、初回で判断がつきます
  2. 可否と、必要な手順・日数をお返しします
  3. 進め方(ご照会のみ、お取次ぎ、ご一緒に対応、など)は、案件ごとにご相談のうえ決めます

初回のご照会に費用はかかりません。要求文の読み方だけ知りたい、というご相談でも結構です。

電話:03-4218-6981(平日9:30〜18:00)
メール:gbic@beam-rm.jp
※「代理店・仲立人からのご相談」とお書き添えください

株式会社BEAMリスクマネージ 海外ビジネス保険センター(GBIC東京)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
担当:若宮

  • このブログの記事は「若宮大志」が書きました。

    若宮大志

    平素、ご契約者様には弊社にて保険契約を賜り、誠にありがとうございます。また取引業者様におかれましても、弊社の業務運営において日頃多大なご支援をいただき感謝を申し上げます。

     さて昨今の大きな問題として、自然災害の増加、資源・物価高による保険金の増大、保険金の不正請求等にもより、お客様にお支払いいただく保険料の上昇が顕著となった1年間でした。また損保大手4社による企業カルテル問題では、大きなところでは政策保有株の原則禁止と表明されたり、小さな部分では他社証券の取得や満期更改情報の取得を制限すると表明されたりしましたが、実質的に保険業界の企業体質はなかなか変わらないことが危惧されます。また保険会社の営業職員や保険代理店社員がお客様の保険料を不正に流用したり、店主が顧客と結託し、保険金詐欺に加担していた事件も明るみとなりました。

     国も企業も、身を正すことができない大人たちが跋扈することによって、業界が成長しないばかりか市場における競争力が失われ続けていると感じます。それは国内のみならまだしも、グローバルで相対的に力を失っているのが一番大きな弊害だと感じるものです。

     私たち株式会社BEAMリスクマネージは、政府による指導や保険会社の改革を待つのではなく、高いレベルのコンプライアンス基準による業務遂行を通じ、日本を、世界をリードする最先端の保険コンサルティング会社を目指してまいります。引き続きのご指導、ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。


    2024年12月吉日
    株式会社BEAMリスクマネージ
    代表取締役 若宮 大志

     

    プロフィール

    若宮 大志(わかみや たいし)
    株式会社BEAMリスクマネージ 代表取締役
    海外ビジネス保険センター(GBIC東京)責任者

    保険業界での実務経験は13年。うち8年を海外ビジネス保険に専従しています。

    AIG損害保険株式会社に在籍したのち、2020年5月に株式会社BEAMリスクマネージを設立。同年8月にAIG損害保険を退職し、独立しました。

    国内の法人保険を手がける中で、海外に事業を広げようとする中小企業が「英文の証券が用意できない」「主催者から届いた英文の要求が読み解けない」という理由で、商談や出展を止めてしまう場面に何度も立ち会いました。保険が事業の足かせになっている——この状況を変えたいと考え、海外ビジネス保険に専門特化しています。

    現在も、AIG損害保険をはじめChubb損害保険、スター保険会社など、海外リスクの引受に強い保険会社を取り扱っています。

    専門領域

    • 海外展示会保険(主催者指定要件への対応、英文付保証明書の発行)
    • 英文CGL・PL保険(海外での賠償責任)
    • 外航貨物海上保険(輸出入貨物の輸送中・保管中)
    • 貿易保険
    • 取引信用保険(海外売掛債権の未回収リスク)
    • 海外リコール保険
    • 海外拠点を含むサイバー保険
    • グローバル保険プログラム(海外子会社を含む保険の一元管理)

    取扱保険会社:AIG損害保険、Chubb損害保険、スター保険会社

    保有資格

    • 損害保険トータルプランナー(日本損害保険協会)
    • 貿易実務検定

    対応実績

    独立以来の累計で、次の実績があります。

    • 海外展開を支援した企業(累計) …… 約150社
    • 海外展示会の保険手配(累計) …… 約180件
    • 対応した国・地域 …… 22カ国

    海外展示会の保険手配では、主催者が求める補償項目・補償限度額・追加被保険者(Additional Insured)の記載要件を確認したうえで保険を設計し、英文付保証明書(COI)を発行しています。

    英語対応

    英文証券および英文付保証明書(COI)の発行に対応しています。

    主催者から届く英文の出展要項を読み解き、「Commercial General Liability USD 1,000,000」「Additional Insured」「Waiver of Subrogation」といった要求条件が日本のどの保険に対応するのかを確認したうえで手配します。

    出展要項をそのままお送りいただければ、こちらで内容を確認します。

    メディア・発信

    お問い合わせ

    海外ビジネス保険センター(GBIC東京)
    〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
    TEL 03-4218-6981(平日 9:30〜18:00)
    Email gbic@beam-rm.jp

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